かぶら屋 – foodexgroup Just another WordPress site Thu, 29 Aug 2024 01:25:50 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.6.2 感謝で生み出す連携力 /column/kaburaya_240826/ Thu, 29 Aug 2024 01:25:50 +0000 /?post_type=column&p=1865

阿佐ヶ谷駅から徒歩1分。
周辺には閑静な住宅街が広がり、下町情緒あふれるこの街にお店を構えるのが、かぶら屋阿佐ヶ谷店。2009年のオープンから約15年に渡って、たくさんのお客様に愛されながら営業を続けてきた。

そんなお店を指揮するのが店長を務める中園さん。お客様との距離感の近さに前職とのギャップを感じながらも、今ではそれを強みに変えるお店づくりに成功。一見さんから常連様まで関係なく、親しみやすい雰囲気を大切に今日まで歩みを進めている。

その中で感じるこの仕事のやりがい、接客やチームづくりで意識していることとは何か。

親しみ溢れる阿佐ヶ谷店

阿佐ヶ谷店店長

阿佐ヶ谷駅周辺は、レトロな雰囲気漂う喫茶店や、個性豊かな小売店などが多く立ち並び、地元の方に長く愛されている店舗が多いのが特徴です。

コアなファンが集うようなお店もいくつかありますが、かぶら屋阿佐ヶ谷店は誰にでもご利用しやすいというのが1つの魅力だと感じています。

若者からファミリー層、お年を召した方まで幅広い年代で賑わい、最近では女性一人でのご利用も増えてきています。

その要因となっているのが、お客様との距離感です。常連様や一見さん関係なく親近感を感じていただけるよう、明るく元気なお店の雰囲気づくりを心がけています。

また、一年ほど前に若い女性のバディが加わってからは、お店の雰囲気がさらに1段階明るくなり、より笑顔の絶えない賑やかなお店になっていると感じています。

魅力とやりがい

阿佐ヶ谷店内装

私は2016年から阿佐ヶ谷店に関わっていますが、それまでFCで複数の飲食店を経験してきました。他ブランドの経験も経て感じていることは、かぶら屋はより丁寧な接客が求められるということです。

お客様との距離感が近いので、お客様のニーズを汲み取って接客をする必要があります。かぶら屋で働き始めた当初は、そのことを意識しすぎて思うように動けないこともありました。

例えば、ドリンクのおかわりをお伺いするのにも、お客様との会話のタイミングを見て「いつ声かけたらいいんだろう。」などと考えすぎてしまうことがありました。

こうした時期もありましたが、今ではこの距離感の近さがかぶら屋の魅力であると感じており、お客様から直接お礼や感謝の言葉をいただけることは、私の仕事の大きなやりがいとなっています。

信頼できる仲間とともに

阿佐ヶ谷店内装2

店長としてお店全体をみるようになってからは、バディや社員とのチームワークをより意識するようになりました。

そのために私が最も大切にしていることは、「感謝」です。営業中の些細なことでも、何が良かったのかできる限り明確にして感謝の気持ちを伝えています。

その結果、チームの仲も非常に良くなっており、今では仲の良さを活かした連携力が阿佐ヶ谷店の強みとなりました。また、嬉しいことに短期間での離職が減り、長く働いてくれる職場を作ることにも繋がっています。

中には私がこのお店に来る前から10年以上働いている社員さんがいたりと、本当に信頼できる仲間に囲まれて仕事ができています。

在り続けること

阿佐ヶ谷店外観

阿佐ヶ谷店は、約15年に渡ってこの地でたくさんのお客様に愛されながら営業を続けてきました。この歴史を絶やすことなく、これからもお店を続けていくことが一番の目標です。

お酒を飲む杯数が少なくなったり、滞在時間が少し短くなったりと、コロナ禍を経てお客様の飲食店の利用の仕方が少しずつ変わってきています。

ただそんな変化の中でも、変わらず笑顔で飲食を楽しめる場所として在り続けたいと思っています。

実際、オープンから10年15年とご利用してくれているお客様もいて、本当に愛されている店舗だと身にしみて実感しています。

「ゆくゆくは近隣にもう1店舗出せたらいいな。」などとも思い描いていますが、まずは地に足をつけて今のお店をしっかり守り続けていきたいです。

これからも阿佐ヶ谷店がたくさんのお客様に愛される場所で在り続けるよう、日々努力を続けてまいります。

阿佐ヶ谷店
  

かぶら屋 阿佐ヶ谷店

住所
東京都杉並区阿佐谷北2-1-5
営業時間
営業時間: [平日]16:00〜22:30[土]14:00〜22:30[日]14:00〜22:00
電話番号
03-3330-6160
]]>
大都市にはできない歩み /column/kaburaya_240727/ Sat, 27 Jul 2024 07:17:54 +0000 /?post_type=column&p=1841

東京都昭島市、青梅線が通る昭島駅から徒歩1分のところにお店を構える、かぶら屋昭島店。

親しみ溢れる温かい雰囲気に加え、料理のおいしさでもお客様から一目置かれ、多くの地元のお客様に愛されながら営業を続けている。

そんな昭島店を約6年前から指揮する池谷さんが感じる、お店の特徴やかぶら屋の魅力とは何か。長い飲食業界での経験があるからこその考え方や想いをご紹介。

地域コミュニティとともに

昭島店は地元の方々との交流が多い地域密着型の店舗です。年齢層としては40〜50代くらいのお客様が一番多く、明るく賑やかなかぶら屋の特徴を再現できているお店だと感じています。

私自身も飲みにいくのが非常に好きで、地域のお店に顔をよく出しているため、他の飲食店のオーナーさんやそこの常連さんと仲良くなることがあります。そうした繋がりをきっかけにかぶら屋を知って来てくださるお客様も多いです。

この関係性が作れているのは大きな街ではできない強みだと思っており、地域コミュニティに愛される人間、お店であり続けることがこの地で長く続けていくには大切だと考えています。

また、来てくださるお客様からよく褒めていただけるのが、料理のおいしさです。

お店として絶対に妥協しないと決めている部分でもあり、冷凍物は基本使わず、手間は多少かかりますが、毎日新鮮な状態のお肉を仕込んでお客様へ提供しています。

昭島店の焼き物
昭島店の揚げ物

個性と要望を見極める

バディの人たちはとても個性豊かで、コミュニケーション能力に長けている人もいれば、スピード感を持って業務をこなすことが得意な人もいます。

そのため、横一列の評価軸で判断しないことがマネジメントをする上では非常に大切です。一人ひとりの良さを引き出し、仕事で活かしてもらえるようなサポートをいつも心がけています。

これはお客様に対しても例外ではありません。常連様が多い店舗とはいえ、店員とおしゃべりをしたいというお客様もいれば、ゆっくり一人で食事がしたいお客様もいらっしゃいます。

そうしたお客様の要望を汲み取ることが接客において一番重要だと考えており、視野を広く持ち、適切な距離感を保って接客を行っています。

オーナーとして

昭島店内装

飲食店を長く経験した立場として私が感じているのは、オーナーとして自分でお店を持つことは想像以上に大変だということです。

かぶら屋には独立を支援する仕組みが整っていますが、いざ独立するとなっても、お店の立地やタイミングの問題など、条件面がなかなか噛み合わずに、能力があってもチャンスに恵まれない人を見てきました。

そして、実際にオーナーとなってからは、当然ですが利益を出していかなければいけません。必要な時間に人件費を確保するため、仕込みは決められた時間までに終わらせるようにしなければいけませんし、お客様が少ないであろう時間は多少切り詰めてシフトを組んでいかなければいけません。

他にも乗り越えるべき課題は山ほどありますが、そうした前提を全て加味しても、オーナーになる魅力がかぶら屋にはあると感じています。お客様からの感謝の言葉、忙しい日を乗り切った達成感、バディの成長など、さまざまな要因はありますが、私がここまでの過程を一言で振り返るなら「本当に楽しかった」と答えます。

お店の雰囲気、料理のおいしさなどお客様目線で考えても魅力的なブランドだと思っていて、老後はかぶら屋が近くにある場所に住みたいと思っているほどです。

労働時間の問題など、まだまだ課題が多いのも事実ですが、チャンスに恵まれなかった人もみてきたからこそ、誇りと責任を持ってこれからも楽しく仕事をしていきたいです。

継続と継承

昭島店外観

今後に対して思っていることは1つ、もっと多くの人にかぶら屋というブランドを知ってもらいたいということです。そのためにも昭島店を長く続けていきたいと考えています。

また、私は別の飲食店をはじめ、かぶら屋に来てから約10店舗の直営店での経験を経てオーナーとなりました。この飲食業界での長い経験を伝えていくことは私の大きな役目だと感じています。

もっと多くの人にブランドを知ってもらうには、かぶら屋の店舗数ももっと増やしていく必要があり、そのためには未来の店長やオーナーを育成していく必要があります。そこで私の経験が少しでも活きるのであれば、そうした人材育成の場面でも関わっていきたいです。

地域とともに昭島店を盛り上げつつ、私にできることから直実に前に進んでいこうと思います。

昭島店
  

かぶら屋 昭島店

住所
東京都昭島市昭和町2町目1−12 第二栄ビル1
営業時間
営業時間: [平日]16:00~23:00 [土日祝]14:00~23:00
電話番号
042-519-6427
]]>
チームで積み上げる満足度の欠片 /column/kaburaya_240726/ Fri, 26 Jul 2024 07:16:47 +0000 /?post_type=column&p=1826

東京都江戸川区、JR平井駅北口から徒歩1分の場所にお店を構える、かぶら屋平井店。

多くの常連様で賑わう店内には常に笑顔が溢れ、親しみやすさと居心地の良さが大きな魅力である。店長を務める工藤さんは、お客様としてかぶら屋と出会い、今では店長としてお店を指揮している。

どうしてかぶら屋で働くことを選んだのか。店長としてのお店づくりや仕事のやりがいとは。工藤さんのかぶら屋に対する熱い想いを聞いた。

使いやすいお店として

平井店店長
平井店スタッフ

平井店は駅近の立地ではありますが、常連様が約8割ほど占めており、基本的には地域の方々がメインのターゲットとなります。

ただ、そんな場所だからこそ、かぶら屋の強みはより活きてくるのではないかと考えています。0歳から80歳まで非常に幅広い層のお客様が訪れる当店は、賑やかで親しみやすい雰囲気があり、利用シーンが多種多様であることが大きな特徴です。

昼飲みに来られる方、お一人で店員との会話を楽しみに来られる方、家族連れや仕事帰りのサラリーマンなどなど、本当に色々なシーンでご利用いただいております。

また、本部の方と相談して定番外メニューを展開したり、店内ポップを設置したりと少しでもお客様に満足いただけるような工夫を日々行っています。そうした小さな取り組みの積み重ねとお客様第一の精神で少しずつ信頼を勝ち取ってきたお店です。

外から見たかぶら屋の魅力

平井店内装1

私はお客様としてかぶら屋を知り、その魅力に惹かれてここで働くことを決めました。その後、都内で複数店舗を経験して、約6年前から平井店を指揮しています。

親しみのあるお店の雰囲気と懐かしさすら感じる居心地の良さ、そしてそれらを引き出すかぶら屋の営業スタイル。

これがかぶら屋で働きたいと思った最大の理由です。はじめはお客様としてその魅力を体感しましたが、気づけばお店で体現する立場となりました。

今、体現する立場として最も重要だと考えているのは、お客様第一の精神です。料理を提供する時も、接客をする時も、常にお客様のためを思った行動を意識しています。

そして、帰り際の「おいしかった、またくるね。」この言葉を1日の中で何回聞けるか。この小さな喜びを原動力に日々の営業に取り組んでいます。

全てはお客様のために

平井店内装2

第一印象を良くすること。これがお客様の満足度を上げるために大切な要素だと考えています。

普段当たり前に行っている「いらっしゃいませ」の挨拶一つとっても、いつもより少し声を大きく元気に行うだけで第一印象はグッと明るくなります。

また、プラスアルファの一言を添えることもとても大切です。雨の日であれば「足元お気をつけください」、メニューを見ているお客様がいたら「追加のご注文はお決まりですか」など、些細なことですがこうしたお客様への気遣いが満足度向上に繋がっていくはずです。

なかなか教えることが難しい部分ではありますが、一緒に働いているメンバーはコミュニケーションが得意な人が多く、明るく元気でお客様想いの接客ができる非常に良いチームになっていると思います。

もう一つの帰る場所

平井店外観

変わらず常連様の顔が見れること。
これがこの仕事を続けている最大の理由です。

長くお店を続けていくと、就職や結婚といったお客様の人生の岐路に立ち会えることがあります。時には、この地を離れる選択をするお客様もいらっしゃいますが、そんなお客様にとって、地元にあるもう一つの帰る場所でありたいと思っています。

コロナ禍では思うように行かないことも多々ありましたが、ランチタイムの営業を開始したりと新しい取り組みにも挑戦しました。その結果特に休日は、お昼からお酒を飲みきてくださるお客様も増えています。

こうして地域への浸透を少しずつ肌でも感じてきたところで、今後の目標として掲げているのは、平井で一番愛されるお店にすることです。そして、最終的には平井でもう一店舗展開できたらと考えています。

来てくださるお客様への感謝を決して忘れることなく、頼れる仲間とともにより多くのお客様の日常に溶け込めるよう、これからも前に進んでいきます。

平井店
  

かぶら屋 平井店

住所
東京都江戸川区平井5-15-8 平井駅前北口ビル1F
営業時間
営業時間:営業時間:[月]16:00~22:00[火〜金]12:00~23:00[土日祝]12:00~22:00
電話番号
03-6657-0877
]]>
愛され続けるお店づくりの秘訣 /column/kaburaya_240725/ Thu, 25 Jul 2024 07:15:50 +0000 /?post_type=column&p=1833

東京都葛飾区、京成電鉄本線と押上線が交差する青砥駅。駅前には商業施設や飲食店、少し離れると住宅街が広がり、非常に住みやすいエリアでもある。

この地にお店を構えるのが、かぶら屋青砥店。2022年よりお店を指揮する高橋さんは、駅前という立地を活かしつつ、このお店から地域を盛り上げようと日々試行錯誤を続けている。

そして、コロナ明けの万全とは言えない状況から、1年あまりでお店を軌道にのせ、これまでの過去最高売上を更新。更なる顧客満足度の獲得に向けて今も進み続けている。そんな高橋さんのお店づくりの過程、今後の展望をご紹介。

信頼を勝ち取るお店づくり

青砥店店長

青砥駅は大きなターミナル駅ではないため、乗換で利用する人はいるものの、新規の方が頻繁に訪れる場所ではありません。そのため、青砥店はどちらかというと地域密着型のお店であると感じています。

来ていただいたお客様をどのようにして次に繋げるか。このことを常に頭に入れながら営業を行っており、接客の丁寧さ、料理のおいしさなど、何一つ妥協せず、お客様第一であることが当店の強みです。

コロナ以降は安全面を気にするお客様も多くなっているので、お店の清潔感や衛生面にも十分配慮することで、少しずつお客様からの信頼を積み上げてきました。

また、定番の黒おでん、やきとん以外でお客様から評価の高いメニューが、特製の肉味噌と生のピーマンを使用した「肉味噌ピーマン」です。新鮮な生のピーマンをそのまま使用しているのはなかなか珍しいと思うので、訪れた際はぜひ食べてみてください。

未経験から店長へ

青砥店メニュー

元々もつ焼き文化が好きだったこと、さらには独立支援制度に惹かれて、私は約7年前にかぶら屋でのキャリアをスタートしました。

飲食未経験ではじめたこともあり、一番大変だったのは実際の営業のスピード感に追いつくことです。業務内容を頭で理解していることと、お客様を目の前にしながらこなせることは全く別物であると身を持って実感しました。

約半年かけてようやく効率よく業務をこなせるようになっていき、徐々に店長としての業務も任せていただけるようになったのですが、人材の配置や接し方など、接客とはまた違った人との関わり方にも苦労しました。

セオリー通りにいかないのが当たり前で、青砥店の店長となった今でも大きな課題の1つです。例えば、青砥店はバディのほとんどが学生ということもあり、思ったようにシフトが埋まることは基本的にはないので、試行錯誤しながら日々正解を模索しています。

基準となる自覚

青砥店内装

お客様のことをよく見ること。これが店舗としてお客様と接する時に意識していることです。営業中は常にお客様の動きを気にかけ、何を求めているかを考えながら動いています。

その結果、私自身お客様から感謝の言葉をいただくことも少なくありませんが、これは当然のことでなければいけないといつも肝に命じています。

なぜなら他のバディや社員は私の動きをみてついてくるからです。手本としての役割を果たす意味でも、お店の基準を作る意味でも、まず私ができることが最低条件だと思って仕事をしています。

だからこそ、バディがお客様から褒められてる様子を見ると非常に嬉しいですし、それがこの仕事の大きなやりがいです。

今では私が入らずとも、連携をとって動きながら挨拶や掛け声でお店の雰囲気作りまでしてくれたりと、本当に頼もしいチームになっていると感じています。

地域一番店を目指して

青砥店外観

先日、あるお客様から会計の時に小さなメモを渡されたのですが、そこには「惜しみないサービスと活気、清潔感どれも素晴らしかったです。」という一文が書いてありました。

その方はそそくさと帰ってしまったので直接お話しできなかったのですが、どれも私がお店づくりにあたって意識してきた部分だったので、お客様に届いたことを実感でき、報われたような気持ちになりました。

日々の小さな積み重ねがお客様の満足度に繋がり、2回目、3回目とご利用いただくきっかけになります。私が青砥店に来てからの約2年で、お店としては過去最高の売上を達成することができましたが、まだまだやれることはたくさんあるはずです。

そこで、青砥店は、「地域一番店」という大きな目標を掲げてこれからも進んでいきたいと思っています。

駅から非常に近い場所なので、このお店が賑わえば地域全体がもっと盛り上がっていくはずです。お店に入らずともお店の前を通るだけで、「なんだか楽しそう、ちょっと立ち寄ってみようかな」そう思われるような活気溢れるお店を目指していきます。

これからも頼れる仲間とともに私たちは貪欲に挑戦していきます。

青砥店
  

かぶら屋 青砥店

住所
東京都葛飾区青戸1-10-4 富士プラザ青砥1F
営業時間
営業時間: [平日]14:00〜22:45 [土日祝]12:00〜22:45
電話番号
03-5654-7988
]]>
地域と創る次の一歩 /column/kaburaya_240626/ Wed, 26 Jun 2024 08:59:22 +0000 /?post_type=column&p=1787

東京都西東京市、閑静な住宅街が広がるひばりヶ丘。最寄りである西武池袋線のひばりヶ丘駅は、池袋まで約15分とアクセスも良いため、ベットタウンとしてファミリー層にも人気の街である。

治安も良く落ち着いたこの街にお店を構えるのがひばりヶ丘南口店。こだわりの焼き物とお客様第一の接客を魅力に、日々多くのお客様に愛されながら営業を続けている。

オーナーを務める小久保さんはこのお店で独立を果たし、目の前のお客様の満足度にコミットしながら、オープンから約6年お店を支えてきた。その中で感じてきた、小久保さんのお店に対する強い想いをご紹介。

自慢の一品

ひばりヶ丘南口店店長

かぶら屋ひばりヶ丘南口店は、多くの地元のお客様に支えられて今日まで営業を続けてきました。オフィス街や大きな商業施設があるような街ではないため、多くのお客様は近隣に住んでいる方々です。

そのため、他のかぶら屋よりもお客様との繋がりが強いお店だと感じています。新規のお客様も地元のお客様の紹介で広がることが多いです。また、ファミリー層が多い街なので家族揃ってご利用いただくことも多く、これは池袋などの大きな街にあるかぶら屋と少し違う点だと思います。

かぶら屋の定番である焼き物は、当店でも特にこだわりを持っている一品です。おいしいと言って帰っていただけるように、細かい焼き加減まで細心の注意を払っており、実際お客様からも一番注文が多い人気のメニューとなっています。

満足度を追い求めて

ひばりヶ丘南口店内装

営業中、いつも意識していることは、目の前のお客様の満足度を高めることです。

特に地元のお客様が多い当店では、一人のお客様の評価が、その知り合い、またその知り合いへとあっという間に広まっていきます。だからこそ、料理がおいしかったこと、接客が丁寧だったことなど、何か一つでもこのお店に来てよかったと感じてもらうことが大切だと考えています。

ただ、接客に関してはまだまだ個人的に課題に感じている部分でもあります。先輩に教えていただいたり、自分で本を読んでインプットしてみたりと試行錯誤をしながら、お店としてどうあるべきかを日々模索しています。

そんな中でも真面目なバディの方々はお客様第一で動いてくれており、本当に頼もしい仲間と仕事ができていると実感しています。

現在までの軌跡

私は約6年前、初めて訪れたこのひばりヶ丘という街で独立しオーナーになりました。未知の場所でお店を持つことへの不安はありましたが、「やるしかない」という覚悟で続けてきました。

まだまだオーナーとして道半ばではありますが、振り返ってみると多くの温かい人々に出会えた貴重な経験だったと感じています。

一歩一歩着実に歩みを進めていた矢先、突如訪れたコロナの大流行。お酒の提供や夜の営業時間に制限がかかってしまったため、ランチタイムの営業に取り組みました。先の見えない不安はありましたが、主に地元の常連様に支えられながら乗り切り、現在はコロナ前と遜色ない状態にまで戻ってきています。

そんな困難も乗り越えながら、この街に少しずつ馴染んでいき、今ではお客様からの励ましや感謝の声が、この仕事の大きなやりがいとなっています。

着実に歩む

ひばりヶ丘南口店外観

近年ひばりヶ丘では少しずつ街の開発が進んできており、新しい飲食店も増えてきています。そんな他の飲食店とも一緒に、街の発展に貢献できるような存在になることが1つの目標です。

ただ、何か新しいことにチャレンジしていくというよりは、地に足をつけ、この街で長くお店を続けていきたいです。

そのためにまずは、今来てくださっているお客様に長くお店をご利用いただくこと、これが一番大切だと思っています。これがゆくゆくは、次のお客様に繋がっていくはずです。

地域の皆様の拠り所となり、これからも多くのお客様に愛される場所であり続けるため、ひばりヶ丘南口店は着実に前に進んでいこうと思います。

かぶら屋ひばりヶ丘南口店
  

かぶら屋 ひばりヶ丘南口店

住所
東京都西東京市ひばりヶ丘1-3-2 永山ビル1F
営業時間
営業時間:[平日]16:00~23:00 ※第一、第三月曜日定休日[土日祝]14:00~22:30
電話番号
042-439-3007
]]>
過去での気づき、未来の展望 /column/kaburaya_240625/ Tue, 25 Jun 2024 08:59:25 +0000 /?post_type=column&p=1793

千葉県船橋市、京成本線の駅である船橋競馬場駅は、競馬場の他にも大型の商業施設、イベント会場が立ち並び、娯楽や買い物を楽しむ人で賑わう活気溢れる場所である。

この地にお店を構えるかぶら屋船橋競馬場店は、地元のお客様から一見さんまで幅広い層に愛されながら営業を続けている。

お店を指揮するオーナーの髙久さんは、チームワークを重視しながら一丸となってお店を作り上げてきた。そんな髙久さんが考える、チーム作りのコツや今後の目標とは何か。

豊かな客層

船橋競馬場店店長

船橋競馬場店は平日と休日でお客様の層が変わる特徴的な店舗です。平日は近くに住宅街が広がっていることもあり、地元のお客様を中心に賑わいを見せます。

一方で、週末は近くに大きな商業施設があるので買い物帰りなどにご利用いただく新規のお客様が多いです。また、2024年4月にはララアリーナという大型のイベント会場が近隣にできたため、スポーツ観戦や企業の出展会、アーティストのライブなどで訪れたお客様が合間時間や帰り際にご利用していただく機会も増えています。

新規のお客様にもかぶら屋の焼き物や黒おでんは非常に好評で、ふらっと立ち寄った新規のお客様に「黒おでんおいしかったよ」「またくるね」などの声をかけていただけることもあります。そんなお客様からの温かい言葉は日々の営業の中での大きなやりがいの1つです。

チーム力の秘訣

船橋競馬場店内装

私はこのお店に就いてから約2年となりますが、チーム作りは特に意識してきた部分です。かぶら屋の理念に合っているメンバーを集めていくことはもちろんのこと、元気な挨拶は店舗として共通認識として持つように徹底しています。

逆にそれ以外のコミュニケーションに関しては、特に干渉せず一人ひとりに任せていることがほとんどです。その方がバディ同士の連携力が高まりやすいと感じていて、忙しいタイミングもバディ達のチームワークでテキパキと動いてくれています。

お店に就いた当初は私もサポートしながらでしたが、今ではその必要もなく、このチーム力は船橋競馬場店の一番の強みだと自負しています。

再確認

「串一本しか頼まない」から
「串一本でも頼んでくれる」へ。

これは私がコロナ禍を経て学んだ最大の教訓です。当時は、世間の印象も180度変わってしまい、外食が「悪」とすら捉えられていた状況した。

そんな時でも、少しでも力になればとご利用してくれたお客様が一定数いらっしゃったのです。

一人のお客様が来てくれること、さらに言えば一本の串を頼んでくれること、この積み重ねでお店は成り立っていることに改めて気付かされました。飲食業をやる上で絶対に忘れてはいけないことを再確認できた貴重な経験でした。

私がやるべきこと

船橋競馬場店外観

現状、まだ千葉では「かぶら屋」の知名度は高いとは言えません。

そこで千葉にまずはもう1店舗出店することが1つの大きな目標です。千葉でのかぶら屋の認知度をあげ、もっと多くの方にかぶら屋の魅力を伝えていきたいと思っています。

そのためには人材育成に力を入れ、店長や社員として働いてくれる仲間を増やしていく必要があります。独立してオーナーとなった経験などを伝えていきながら、お客様に限らず長くかぶら屋に関わってくれる人を増やしていくことが私の役割だと思っています。

来てくださるお客様への感謝は決して忘れることなく、目標達成に向けて私たちは挑戦し続けます。

かぶら屋船橋競馬場店
  

かぶら屋 船橋競馬場店

住所
千葉県船橋市宮本8-42-1 鳥光ビル1F
営業時間
[平日]14:00~23:00 ※月曜日、時々定休あり[土日祝]12:00~23:00
電話番号
047-404-3200
]]>
地域に馴染み、お客様とともに /column/kaburaya_240624/ Mon, 24 Jun 2024 08:59:37 +0000 /?post_type=column&p=1792

東京都目黒区、東急東横線が通る祐天寺駅は、渋谷や中目黒などへのアクセスの良さに加えて、都会の喧騒から少し離れ、ゆったりとした時を感じられる情緒豊かな街である。

歴史と自然を感じることができるこの地にお店を構えるのが、かぶら屋祐天寺店。このお店で独立をしたオーナーの大谷さんは、2013年のオープン時からこのお店を支え、多くの常連様に愛されながら営業を続けている。

長く関わっているからこそ感じる祐天寺店の特徴やこれまでの葛藤、その経験を経て抱く今後の展望など、大谷さんが抱く強い想いをご紹介。

地域の憩いの場

祐天寺店店長

かぶら屋祐天寺店は、渋谷や中目黒などの人が多く集まるエリアが近くにありながらも、地元の常連様を中心に賑わう非常にアットホームなお店です。別々にきたお客様同士が、実は知り合いだったり、同じ学校の先輩後輩だったりと地元ネタで盛り上がっている光景も祐天寺店の1つの日常です。

バディの人たちも基本的には近くに住んでいることが多いので、同じように盛り上がりながら明るいお店づくりができていると感じています。また、真面目でお客様のことを第一に考えて動いてくれるバディが多いのもこのお店の大きな強みです。

目黒区は衛生面の規制が厳しいため、焼き場とお客様の席の間に仕切りを入れなければいけません。

私は基本焼き場にいるので営業中にコミュニケーションをとることが難しいのですが、自然とバディ同士で連携をとりながらお客様を待たせないような動きをしてくれており、コミュニケーション面だけでなく、業務面でも本当に頼りになる人ばかりだと感じています。

茨の道を超えて

祐天寺店内装

私は2016年のオープンから祐天寺店に関わりつつ、約3年前から独立しオーナーのポジションとなりました。

飲食に興味があったこと、客として訪れた時の雰囲気の良さに惹かれ、未経験から飛び込んだ飲食の世界。しかし、現実は甘いものではなく、幾つもの困難がありました。

その1つが技術面です。マニュアルとして一通りの業務はまとめられているものの、基本的な調理工程すらおぼつかないところがあり、家で個人的にこっそり刻みネギの練習をしたこともありました。

もう1つが店長やオーナーとしての能力です。人を雇うところからはじまり、シフトの組み方、チーム作りのコツなど、実際やってみて感じる難しさがあり、その点については周りの先輩方や仲間に何度も支えていただきました。

立ち上げ当初お店が回らない時はヘルプを出してくれたりと、そうした温かい人の関わりがあったからこそ、ここまで続けたこれたと感じています。

祐天寺店の黒おでん
祐天寺店のもつ鍋

絶望で得た気づき

試行錯誤をして作り上げたいったチームだからこそ、人が離れていく時がこの仕事をしていて一番辛いことです。コロナ禍では営業停止を余儀なくされ、スタッフが全員いなくなるというどん底とも言える経験をしました。

売上もほとんど立たず厳しい状況でしたが、経営者として大切なことに気付かされるタイミングでもありました。テイクアウトを実施している店舗をみんなで手伝い、再開後足りなくなった人手は他の店舗同士で助け合って乗り越えていきました。

また、時短やお酒が提供できない状況でも顔を出してくれる常連様の存在など、たくさんの周りの人たちに支えられて成り立っていることを再確認したのです。

お客様の日常へ

祐天寺店外観

何か新たなことを成し遂げるというよりは、お店を長く続けていくことが1つの大きな目標です。そのためには、今以上にお客様の日常に馴染み、生活の一部と感じてもらうことが必要だと思っています。

先日、オープン11周年をお客様に祝っていただいたのですが、お店をここまで続けられた嬉しさと同時に、10年以上通い続けてくれるお客様の存在に改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

こうして身近な存在として祐天寺店をご利用いただけるお客様を一人でも増やしていきたいです。

そして最終的には、周りの飲食店などと一緒に街全体を盛り上げられる存在になることが夢です。お客様の日常の拠り所となるため、信頼できる仲間とともにこれからも祐天寺店は前に進んでいきます。

かぶら屋祐天寺店
  

かぶら屋 祐天寺店

住所
東京都目黒区祐天寺2-1-5
営業時間
16:00〜23:00 ※水曜日定休日
電話番号
03-6412-7500
]]>
店長までの軌跡、更なる挑戦 /column/kaburaya_240528/ Tue, 28 May 2024 07:12:27 +0000 /?post_type=column&p=1766

糀谷駅から徒歩3分、下町情緒漂う静かな場所にお店を構えるかぶら屋糀谷店。地域のお客様を中心に日々の多くの笑顔が集まり、落ち着いた雰囲気の中で、ゆったりと食事を楽しめるのが魅力である。

店長を務めるボワニさんは、2018年にかぶら屋のキャリアをスタートし、2022年からは店長としてお店をまとめている。はじめは業務どころか日本語も未熟だったと語るボワニさんが、どのようにしてスキルアップをしていったのか。その過程で得た気づき、未来に向けた想いをご紹介。

誰もが安心できる空間

糀谷店店長

糀谷店は、若い方からお年を召した方まで、幅広い層のお客様にご利用いただいています。週末は会社の集まりや家族連れのお客様で賑わい、笑顔の溢れる楽しいお店です。

また、バディや社員同士の仲が良く、アットホームな雰囲気が魅力の一つです。仕事終わりにスタッフ同士で雑談を楽しんだり、誕生日をみんなで祝ったりすることも私たちの日常です。

このような温かい雰囲気がお客様にも伝わっているからこそ、リピートして来てくださるお客様が増えているのだと思います。

実際に、お客様から「ここに来ると家に帰ってきたような気持ちになる」と言っていただけることもあり、お客様と良い関係が築けていることを実感しています。

努力と挑戦の日々

糀谷店内装

私は2018年にかぶら屋でのキャリアをスタートしました。当初は日本語もあまり話せなかったので、業務を覚えるどころか、コミュニケーションをとることにさえ苦戦する毎日。

加えて、包丁も持ったことない状態から調理や焼き場の経験を積んでいったため、とにかく失敗の連続でした。

日本語のスキルも並行して身につけていったので、本当に大変な道のりでしたが、できないことができるようになる達成感にやりがいを感じながら一つひとつできることを増やしていきました。

その間、見放すことなく最後まで手厚くサポートしてくれた周りの人たちには感謝しかありません。

業務も一通り覚えた頃には、このお店に恩返ししたいという気持ちが強くなり、それが大きなモチベーションとなっていきました。そして、地道に努力を積み重ねた結果、2022年からは店長としてのポジションを任せていただけるようになったのです。

店長としての役目

店長として教える立場になりましたが、まず大切なのは基本に忠実に行うことです。

かぶら屋では、焼き物の焼き加減の説明など、非常に細かい部分までマニュアルに落とし込まれているので、マニュアルに沿っていれば基本的な技術は身についていきます。

ただ、それだけでは仕事の楽しさややりがいを感じてもらうことは難しいので、その部分のサポートをしていくことが私の役目だと感じています。

私自身も何もできない状態からのスタートでしたが、今ではお客様とのコミュニケーションがこの仕事のやりがいの一つです。この経験をバディの人たちにもしっかり伝えていき、さらに楽しく働けるお店にしていきます。

店舗の成長と夢の実現

糀谷店外観

糀谷店は、さらに多くのお客様に訪れていただけるよう努力を続けていきます。個人的には売上を伸ばしていき、将来は独立することが大きな夢です。

そのために今実施している取り組みの一つが定番外メニューです。本部の方にも協力してもらいながら、お客様が喜んでもらえるメニューを定期的にリリースしています。

また、今来てくださっているお客様とより良い関係を作るべく、もっともっと盛り上げて笑顔が溢れるお店にしていきたいです。

一人ひとりが成長できるような環境を作り、自信を持って楽しく働けるような職場になれば最高です。今後もお客様とともに成長し、より魅力的なお店へと糀谷店は進化し続けます。

かぶら屋糀谷店
  

かぶら屋 糀谷店

住所
東京都大田区南蒲田3-12-12
営業時間
[平日]16:00~23:00 [土日祝]15:00~22:00 ※テイクアウト 12:00〜
電話番号
03-6715-1811
]]>
人と人とが繋がる場所 /column/kaburaya_240527/ Mon, 27 May 2024 07:11:18 +0000 /?post_type=column&p=1765

東海道新幹線と東海道本線が交差する交通の要所である静岡駅。多くの商業施設や飲食店が立ち並ぶほか、歴史や文化の中心地としても重要な場所である。

この地でかぶら屋静岡御幸町店は、多くの常連様に愛されながら、約15年成長を続けてきた。オープンからお店を指揮する望月さんは、さまざまな苦悩を乗り越えながらも更なる成長に向けて歩みを進めている。

そんな望月さんの考えるお客様との接し方、今後の展望とは何か。

常連様とともに

静岡御幸町店の看板

かぶら屋静岡御幸町店は、静岡駅から徒歩圏内に位置し、気軽に飲食を楽しめる居心地の良さが魅力です。平日はリピーターが約9割を占め、サラリーマンに加え、若い世代や女性同士のお客様も増えています。

リピーターのお客様が多いことから、お客様と一緒にお店を作っているという感覚が強いです。満席時に注文が殺到してしまった時は、お客様が自然とこちらの忙しさを汲み取って焼き物の注文を止めてくれたりと、お客様に助けられることもあります。

ただ、新規のお客様が入りづらい雰囲気にはしてはいけません。そこで、一見さんだと気づいた時には、私が直接そのお客様の席にいって料理の説明をするようにしています。そうすると、周りのお客様がおすすめの料理を教えてくれたりと自然と会話が広がっていき、お店の雰囲気も良くなっていくのです。

飲食業界への挑戦と成長

私がかぶら屋に関わって約15年が経ちますが、ここまでたくさんの困難がありました。そもそも飲食未経験からのスタートで、立ち上げ直後はお客様からお叱りを受けることも少なくありませんでした。

しかし、前職の営業経験を活かしながら、関わる人全員でお店づくりをしていきました。前段でお客様と一緒にお店を作ると話しましたが、社員やバディだけでなくお客様も味方につけることは非常に大切だと感じています。

実際、理不尽なクレームを受けたときに、他のお客様が助け舟を出してくれることもありました。当時から変わらず来てくれるお客様や、この店舗で10年以上働いていくれている社員さんもいて、本当にありがたい限りです。

そうして立ち上げから約2年経った頃には一通りの仕事も問題なくこなせるようになり、次第に視野も広く持てるようになりました。

お客様への細やかな配慮

静岡御幸町店内装

お客様と接する上では、「配慮」がすごく大切だと感じています。例えば、お一人で来られたお客様はグループで来られたお客様に比べて、同じ待ち時間でも長く感じてしまうことがあります。

そこで、提供に時間がかかってしまいそうな時は、グループのお客様に一声かけてから提供順番を変更するなど、できるだけ全員が快適に飲食を楽しんでいただけるよう工夫をしています。

この動きをお店として徹底するためのポイントは2つ。視野の広さと、バディとの連携です。

円滑にお店を回していくためにも、バディがどこでつまづいているか察知し、その場で解決してあげることが大切です。そのため、営業中はお客様だけなく、バディの動きも見るようにしています。

そして、バディに何か教える時は、その行動の意味まで説明し、最終的にお客様のためになるという部分をしっかり伝えます。

ただ、一番大切なのは、仕事自体を楽しんでもらうことです。お客様からの「おいしかったよ」「またくるね」などの言葉をいただけることは、何よりも大きなやりがいになります。そうした機会をバディそれぞれが実感し、仕事を楽しんでもらえる環境づくりに努めています。

新店舗への挑戦

静岡御幸町店外観

今後の目標は、同じ静岡に3店舗目のお店を出すことで、そのためには人材育成が必要不可欠です。

今はマネージャーとしてのポジションもあり、現場にいる時間は少なくなっていますが、限られた時間の中でバトンを渡せる人材を育てていくことが私の役割だと感じています。

「ここで働いていてよかった」と思ってもらえるような環境を作り、一緒に働く人たちが成長できる場所を提供すること。これまで愛してくれたお客様に変わらず愛される場所であり続けること。

まずはこの土台をしっかり固め、より多くのお客様、次の店舗の手本となるべく、静岡御幸町店の挑戦は続きます。今後も、お客様との関係を大切にし、関わる全ての人に愛されるお店を目指して頑張っていきます。

かぶら屋静岡御幸町店
  

かぶら屋 静岡御幸町店

住所
静岡県静岡市葵区御幸町4-2
営業時間
[平日・土]16:00~23:00 [日・祝]15:00~22:00
電話番号
054-275-0680
]]>
地域に咲く大人の社交場 /column/kaburaya_240526/ Sun, 26 May 2024 07:13:27 +0000 /?post_type=column&p=1767

鶯谷駅南口を降りてすぐ、ディープな下町の雰囲気漂うこの地にお店を構えるかぶら屋鶯谷店。30代から50代の常連様を中心に賑わいを見せるこのお店は、お客様との距離感の近さが1つの大きな特徴である。

この店舗を指揮するのは、店長兼オーナーの新井さん。独立直後にコロナの影響を受け、たった1人での営業を余儀なくされるなど、いくつもの困難を乗り越え、2024年にはかぶら屋QSCAリーグで最優秀店舗賞を受賞した。

その過程で感じた人との繋がりの大切さ、今後に抱く想いとは何か。

賑やかな大人の社交場

鶯谷店の内装

鶯谷店は飲食を楽しむだけでなく、コミュニケーションを楽しみに来店される方が多いのが特徴です。

街並みも相まって30代から50代のお客様がほとんどで、休日は14時のオープンからお酒を飲みに来られる方も多くいらっしゃいます。プライベートな話をしたり、オフの一面を見せていただけることも多く、かなり自然体で過ごせるお店だと自負しています。

バディや社員もお客様の層に近い30代以上が中心となっているため、コミュニケーションが取りやすく、いつも店内は賑やかです。そうしたコミュニケーションの中から、お客様のニーズを見極めることはお店として常に意識しています。

例えば、小さなお子様がいらっしゃる時は、ブラックペッパーを振らずに提供したりすることがその1つで、お客様に言われる前に動けるように視野を広く持つようにしています。

努力で掴んだ栄冠

鶯谷店焼き場

私は、独立の夢を抱きながら関西から上京し、さまざまなご縁があって2018年にこのかぶら屋鶯谷店で独立することができました。

しかし、その直後にコロナウイルスが大流行。売上が十分に立たず、人を雇うこともできなかったため、規模を縮小して一人でなんとかお店を続けていきました。

そんな状況を乗り越え、2024年にかぶら屋QSCAリーグで最優秀店舗賞を獲得できたことは、個人的にも鶯谷店的にも大きな自信に繋がったと感じています。今までやってきたことが間違いではなかったのだと報われた瞬間でした。

「一人で若い男が頑張っているから」といってコロナ禍から応援し続けてくれている地元のお客様もいらっしゃいます。まだまだ道半ばではありますが、ここまで関わってくれた人たちには感謝の気持ちでいっぱいです。

理念の徹底

お客様との距離感の近さが鶯谷店の大きな特徴ですが、接客に関して何か特別なことはしているわけではありません。

ただ、お客様が喜んでくれること、嬉しいと思ってくれることをやる。これが全てで、「人」を大事にするかぶら屋の理念を大切にしてきた結果が、今の鶯谷店を作り上げていると思います。バディや社員もそのことをしっかり理解してくれており、本当に頼もしい限りです。

おしゃべり好きなバディや社員が多いですが、内向的だから向いてない、外交的だから向いているということではないと思っています。仕事に対してやる気があるかが一番重要で、そういう方は仕事を覚えるのも早いですし、自然とお客様とのコミュニケーションも取れるようになっていきます。

今では、新しいバディの教育をお客様がアドバイスしてくださったり、お店に来る度に「ただいま」と言ってくるお客様がいたりと、冗談も言い合える濃い関係値を作り上げることができています。

世代を超えて

鶯谷店外観

鶯谷はとてもレトロな街で、中には60年近く続いているような大衆居酒屋があったりします。かぶら屋鶯谷店はオープンしてから約13年が経ちましたが、これからも長くこの地で続けていくことが目標です。

そのためには、よりお客様との関係値を強固にして、世代を超えて愛される店舗にしていくことが重要だと感じています。

お客様に長くご利用いただけると、記念日を一緒に祝ったり、お客様の子どもの成長を一緒に感じたりと、大切な人生のイベントを共有することができます。こうした体験は、地域に根付いて続けているからこそ感じられるこの仕事のやりがいの1つです。

ここまで支えてくださったお客様への感謝を忘れず、未来に向けてこれからも鶯谷店は前進していきます。

かぶら屋鶯谷店
  

かぶら屋 鶯谷店

住所
東京都台東区根岸1-3-21
営業時間
[平日]16:00~23:00 [土日祝]14:00〜23:00
電話番号
03-5808-0270
]]>
満足度の追求、その先にあるものとは /column/kaburaya_20240424/ Wed, 24 Apr 2024 10:01:53 +0000 /?post_type=column&p=1725

東京都練馬区、自然豊かな石神井公園をシンボルとしたこの街に2016年にオープンしたかぶら屋石神井公園店。優秀なバディと親しみ溢れる雰囲気を武器に、たくさんの笑顔が集まる場として今日まで営業を続けてきた。

気軽にはじめたアルバイトでかぶら屋に出会った古市さんは、働いていて楽しい環境作りを大切にしながら、2018年より責任者としてこのお店を指揮している。

そんな古市さんの考える石神井公園店の特徴、今後に向けて抱く強い想いとは何か。

独自の色と魅力

石神井公園店の内装

石神井公園店はアットホームな雰囲気があり、地元のお客様を中心に、若い方からお年を召した方まで幅広い層のお客様に日々ご利用いただいています。

「この焼き鳥、タレと塩どっちがおすすめ?」
「これは塩がおすすめだよ。」

そんな会話をお客様同士がしている様子も今となっては日常で、自然と会話が弾む居心地の良いお店になっていると思います。

店名でもある石神井公園が徒歩5分ほどの距離にあることから、花見などのイベントがあるタイミングでは、比較的早い時間からお酒を飲みにくるお客様が多いのも大きな特徴です。

メニューとしては、自家製のポテトサラダやモツ煮などの定番メニューに加えて、つくねをピーマンに挟んで食べる、人気グルメ漫画に登場する食べ方が非常に人気があります。店内ポップを作成してご紹介しているので、訪れた際はぜひチェックしてみて欲しいです。

ここ最近では、お酒を飲みにくる方だけでなく、お食事をメインに来られる方も非常に増えています。加えて、私が女性ということもあるのか、女性お一人で来られることも多く、誰にでもご利用しやすいお店になってきていることを実感しています。

近づきつつ、近づきすぎない

石神井公園店責任者

アットホームな雰囲気がゆえに、店員との会話を楽しみにきてくださるお客様も多いのですが、心地よいコミュニケーションをするためにも距離感は常に意識しています。

どれだけお客様が親しみを持って接してくれたとしても、お客様と店員という関係性は変わりません。お金をいただいている以上、そこはメリハリをつけています。

一緒に働いてくれているバディはその点しっかり理解をしてくれていて、カジュアルな会話をしつつも、適切な距離感を保ってコミュニケーションを取っていて本当に頼りになっています。

自主的に動いてくれるバディばかりで、私が教えなくても積極的に先輩の動きをみて勉強していることも少なくありません。

そんな優秀なバディが多いことに加え、チームとしても非常に仲が良いことも石神井公園店の強みです。バディの誕生日をみんなで祝ったり、忙しい日を乗り切ったあとは、みんなで労い合ったりしています。

かぶら屋でのキャリア

今、責任者としてお店をまとめる立場になっていますが、元々は友達と軽い気持ちでアルバイトに応募したことがはじまりです。

そこから当時働いていた別店舗の店長さんに「責任者としてやってみない?」と声をかけられたことをきっかけに、かぶら屋でのキャリアを本格的に歩み始めました。

注文が殺到して捌ききれていない時に、お客様から「あの料理まだ?」と言われてしまい、自分の無力さを痛感して凹んだことも今となってはいい思い出です。

そんな時も先輩が温かい言葉をかけてくださったりと色々な方に支えられながら経験を積んでいきました。気づけば10年ほどの時が経ち、未熟な私をここまで成長させてくれたかぶら屋には本当に感謝しかありません。

目指すべき姿

石神井公園店外観

石神井公園店はフランチャイズとして展開している店舗なのですが、オーナーが抱いている方針は「お店の利益ではなく、顧客満足度を追求していく」ことです。

私個人としてもすごく共感できていて、この実現が今後の大きな目標となっています。

これにはまずバディの満足度を上げていくことが必要です。全員が意欲的に働けるよう個別にコミュニケーションをとりながら、信頼し合えるチームを作っていこうと考えています。

そして、頑張っている人に対しては時給を上げるなど、評価面でも還元することで先のキャリアをイメージできる環境を目指していきます。

こうして、バディの満足度を高めることで顧客満足度にも繋がっていき、最終的にはお店の売上として返ってくるはずです。

頼れるバディたちとともに楽しいお店を作り上げ、一人でも多くのお客様を笑顔にできるようこれからも石神井公園店は前に進み続けます。

かぶら屋石神井公園店
  

かぶら屋 石神井公園店

住所
東京都練馬区石神井町3-21-6 中村ビル1F
営業時間
[平日]16:00~22:30 ※月曜日定休日 [土日祝]15:00〜22:00
電話番号
03-6915-9103
]]>
多様化する未来に向けて /column/kaburaya_20240423/ Tue, 23 Apr 2024 10:02:16 +0000 /?post_type=column&p=1748

埼玉県さいたま市、JR京浜東北線与野駅西口から徒歩1分の場所にお店を構えるかぶら屋与野店。閑静な住宅街が広がる比較的落ち着いたこの場所で、地元のお客様を中心に多くの常連様に愛され営業を続けている。

他店にはない取り組みや、今後の未来に向けた与野店の目標とは何か。店長を務める和知さんの強い想いをご紹介。

与野店らしさ

与野店テイクアウト

与野店は2016年のオープン以降、地元に愛される店舗としてお客様と一緒に成長してきました。全体の8〜9割のお客様がリピーターとなっており、店内はいつも笑顔と活気で溢れています。

引越して少し遠い場所に住むようになった方が、今でも定期的にお店に顔を出してくれたり、お子さんや家庭のことなど、プライベートな話をしてくださったりと非常に近い距離感で接していただけることも少なくありません。

駅周辺はとても落ち着いた雰囲気があり、ベットタウンであることからファミリー層が多く住んでいます。そのためテイクアウトの需要が高いのが特徴で、テイクアウトの売上としてはかぶら屋全店舗で一二を争うほどです。

また、外国人の社員がいるというのも与野店らしいポイントです。日本語も最低限というところから1〜2年ほどでどんどんと仕事を覚え、今では不自由なくコミュニケーションをとり、お客様からも愛される存在へと成長してくれています。

国境を超えても大切なこと

与野店の内装

与野店に欠かせない存在となっている外国人の社員ですが、はじめは言語のハードルがある状態で仕事を教えていくことに対して、私も大きな不安を感じていました。

ただ、今振り返って感じるのは「言語の壁など些細な問題だった」ということです。

必要なことは、一つひとつ丁寧に教え、自ら学べる環境を整えること。また、「できない」が「できる」に変わる成功体験を提供し、その成功に対して適切な評価と報酬を用意することです。

そして何より、かぶら屋で働く楽しさを感じてもらえるよう努力をすれば、国籍や言語など関係なく、長く働き続けたいと感じてもらえるのだと気づくことができました。

過去には、原価の値上げや人件費の高騰により採算ばかりを優先した結果、バディやお客様が離れていってしまったことがありました。個人的にもこのままでは働いていて楽しくないと感じ、そこからは利益だけを追求するのではなく、働く楽しさやお客様の笑顔を第一に考えています。

その結果、外国人のバディは社員として働き続ける選択をしてくれましたし、お客様にも恵まれ、リピーターが多いお店へと成長することができました。

かぶら屋に合う人とは

世間一般的なイメージとして、飲食業界は大変だという印象を持たれてしまうことが多いです。

もちろん日々の営業の中で大変なこともありますが、個人的には明るく楽しく仕事ができる環境が自分に合っていると感じています。

ただ、私と同じようにかぶら屋の環境が合っている方がいればそうではない方もいると思います。

例えば、一人で黙々と作業をして、自分の技術を極めていきたいという方にはおそらくかぶら屋の環境は不向きです。一方で、いろんな方とコミュニケーションをとりながら楽しく仕事をしていきたいという方にはピッタリな職場だと思います。

お客様も本当に温かく、元々控えめだったバディがいつの間にか積極的にコミュニケーションをとれるようになっていることもあり、そんなバディの成長を見ることが私の仕事のやりがいにもなっています。

ブランドの先駆者へ

与野店外観

「かぶら屋をもっと多くのバディに知ってもらいたい。そして、もっとお客様にご利用いただきたい。」

これが今の一番のモチベーションです。与野店は立地的にも埼玉のより北部、さらには北関東のエリアに向けて広げていくきっかけとなる場所です。

そのため、店舗拡大を進めていく際の模範となれるような店舗にしていきたいです。また、外国人の社員に関してはまだまだ前例も少ないため、成功事例となれるよう教育の面にも注力していきます。

今後さらに国籍や人種、言語の境目はなくなり、多様化が進んでいくはずです。そんな未来でも、変わらずかぶら屋というブランドが輝けるよう準備をしつつ、与野店がその手本となれたらと思ってます。

まずはお店を愛してくれるお客様を大切にしながら、ブランドの発展にも貢献できるようにこれからも精進していきます。

かぶら屋与野店
  

かぶら屋 与野店

住所
埼玉県さいたま市浦和区上木崎1-9-15グランデュオ101
営業時間
[平日]16:00~23:00 [土日祝]15:00~23:00 ※テイクアウト 12:00〜
電話番号
048-711-1223
]]>